森のかけら | 大五木材


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本日は久し振りに久万高原町へ。仕事を終わらせた後で、明日が原木市という久万木材市場にお邪魔しました。久万木材市場も役員さんが入れ替わり新たな体制でスタートしています。盟友・井部健太郎も加わり、代表取締役に長田昇二さん、取締役専務に健太郎君、取締役常務に成川尚志君のトロイカ体制となりました。全員愛媛木材青年協議会のOBで、日頃から仕事のお付き合いもある人ばかりなので、途端に原木市場も距離が縮まり早速調子に乗って市の様子を見にお邪魔させていただきました。

原木市場で札入れしてまで原木を買うことはないのですが、製材所にお願いして広葉樹の原木を買ってもらっていて、この数年は原木を挽く機会が増えています。弊社には原木を挽くような設備はありませんので、製材で賃挽きしてもらっています。愛媛では木材市場に広葉樹の丸太が出ることは少なく、出てきたとしてもせいぜいケヤキ程度。愛媛は圧倒的にスギ・ヒノキの針葉樹王国で、広葉樹の利用が圧倒的に少ない広葉樹後進県なので、原木市場ルートで変わった広葉樹を手に入れるのはほとんど望みなし。

それで直接山元にお願いして広葉樹を出してもらっていますが、長田・井部・成川体制になって事で今後は愛媛の広葉樹の活用も進む可能性が出てきました。そういうこともあって原木市場の様子も覗きに行ったのですが、新しい久万木材市場の方向性を示すかのように大きなケヤキの原木が出品されていました。新体制になってから交流が進んでいる愛知の服部産業()さんとの情報交換や原木の販売も活発になっているそうで、今後は愛媛ではお目にかからないようなこういう巨大な丸太や広葉樹にも出会えそう。

フォークリフト2台でようやく動かせる重さだそうで、愛媛ではありえない大きさ。さすがにこれだけの大物になると出口(販売)見込みが無ければ買うのは難しそうですが、社寺建築に大きなケヤキは欠かせないので、恐らく最終的にはそういう出口に利用されるのだと思います。いずれにしても弊社には縁の無いサイズであり手の届かない金額。昔まだ父親が健在で米ヒバの丸太を扱っていたことがあったのですが、その時だいぶ痛い目に遭ったので軽いトラウマがあったものの、丸太にはまってしまいそうでヤバい!




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