2009年 6月 30日 火曜日 at 7:04 PM
先日、家族で夕食に出かけました。お店の名前は『DINING さえら』さん。場所は松山市平井町ですが、鷹ノ子に近いところです。詳しくは詳しい地図をご覧下さい。何故わざわざそんな遠くのお店に来たかというと、こちらのお店は、弊社のお客様である『飛鷹プランニング』さんが施工され、弊社の材料を使っていただいているからです。最近、店舗の内装などに『木』を使っていただくケースが増えてきています。特に飲食店は、カウンターやテーブル、棚板、椅子、手洗い台、レジ台など、多くの用途に利用されています。形も大きさも樹種も様々で、デザインや装飾的な意味合いもあるのでしょうが、そこには『なるべく天然素材を使いたい』という考えが基本にあるように思われます。

木が好まれるなら杉や桧の県産材を使えばいいのでは、と思われる方がいるかもしれませんが、いかに他店との差別化を図り、オリジナリティ溢れる空間を作り出せるかが命題の飲食店にとって、その素材選びもとても重要です。杉や桧も使い方次第ではあるのですが、素材を活かす使い方にもおのずと限界があります。広葉樹の表情の豊かさを知ってしまうと、どうしても針葉樹のサラリとした雰囲気では物足りなくなる方もいるでしょう。だからといって広葉樹ばかりで固めてしまうと、重たい雰囲気になってしまい「くどさ」が出てしまうこともあります。そこはやはり設計士さんのセンスです。それぞれのタイプの木の持ち味を相殺させないことが大切だと思います。私は、部位ごとのパーツの適材の提案しか出来ませんので、それらを見事なアンサンブルで組み合わされた完成現場を見ると、設計士という仕事の奥深さには驚嘆させられます。

木が好きで、ふんだんに木を取り入れられる設計士さんは多いのですが、特に『飛鷹プランニング』さんは木が大好きで、意欲的な木の使い方に挑戦されています。いつも変わった樹種や特殊サイズのご注文いただき、頭を悩まさせていただいております。実はそれが快感だったりするのですが・・・。ただ変わった樹種さえ使えばいいというわけではなく、それ使うことでどれだけの効果が現れるかということが重要です。場合によっては、汎用樹種の規格サイズの方がより効果的で、その空間の雰囲気に合う事もあります。最終的には設計士さんや工務店さんが、本や机の上だけでなくどこまで実際に木の事を熟知されているかという事と、「木を使う覚悟」を持っているかという事だと思います。
こちらの『DINING さえら』さんでは、パイン、ホワイトアッシュ、ベイマツ、長野のカラマツ、枕木などを使っていただきました。たくさん木を使われていますが、素朴というよりはシャープな雰囲気で決して木が途出していません。和のテイストの強い【カラマツ】も嫌味なく自然に収まっています。他にお客様もいらしたので、あまり細かな撮影は出来ませんでしたが、料理の方はバッチリ撮らせていただきました。以前安城寺で『プチ・ビアン』というお店を出されていたシェフが料理を作られているようで、その時からよく食事に行かせてもらっていたので、味が間違いないのは分かっていました。以前からオムライスがとても美味しかったのですが、やっぱり美味しかったです。ボリュームもありますが小2の息子は、大人サイズをしっかりたいらげました。私に料理の味をうまく伝える筆技はありませんが、すぐにお店は客で溢れるでしょう。料理長(シェフ)殿、ご安心!オムライス絶品です。この店、行くべし!★★★★
2009年 6月 29日 月曜日 at 7:52 PM
昨日の続きです。伐採見学の後は3つのグループに分かれて、ローテーションで『苗木の植林』と『チェーンソーアート見学』と『バギーカー、トップカー搭乗体験』を行いました。数年前まで、材木屋をしながら植林経験に乏しかった私が、この数年で何度植林をさせていただいたことか。『植林』という言葉は、一言で環境問題も解決してくれそうな力を秘めた謎の呪文のように聞こえますが、現実は甘くありません。記念植樹のイベントなどで、鍬でサクサクと掘れば簡単に苗木が植えれるというものではありません。実際の林地では、伐採した木々の根っこが土中で複雑に絡み合い残っています。大きな重機を使って土を掘り起こし、綺麗な更地にして、さあ植林をしましょうなどというわけにはいきません。ボランティアではなく、商売として『効率』も考えなければなりません。鍬とスコップで穴を掘り、約50本の【クヌギ】の苗を植林しました。最初に植林した頃から比べると結構サマになってきました。

『チェーンソーアート』といえば、もはや愛媛ではこの男しかいないでしょう!私同様【久万郷+】のメンバーである三新機械㈱の大成郁生君。つい最近社長に就任されました。今回は、大きな杉の原木を使い短時間での作品製作に挑みます。『チェーンソーアート』は大人気でいろいろな所で実演されていますが、さすがに山の中だとバッチリ画になります。大きな杉の立木を背景に、まさにうってつけの舞台です。あっという間にフクロウが彫られていきます。すると、なにやら台座に細工が・・・そこに1枚の板が渡され・・・なんと、『フクロウのシーソー』の完成です!完成と同時にこども達が群がり、われ先にとシーソーに乗ります。後で山から持っておりて来ました。会場でも大人気です。シーソーの板は【杉】の芯持ち材です。かなりしなっているように見えますが、粘りがあるのでこれぐらい平気です。

植林コーナーを取り囲むように道が出来ていて、『バギーカー、トップカー搭乗体験』が出来るようになっています。【子育てワンダーランド】ということで、今回の参加者は小さな子どもが多く、バギーカーにも長い順番待ちの列が出来ます。念のためにヘルメットをかぶって、熟練の経験者が安全運転ですが、子供たちのとっては町の遊園地のジェットコースターに乗るよりはとっぽど貴重な体験だったと思います。


その後は、会場に戻ると『木っちん』と『竹森ガーデン』の新鮮な野菜、『田村ファーム&フォレスト』のご飯、『二宮醸造』の美味しい醤油などで『サラダバー』が準備されてあり、バイキング形式でおいしくいただきました。体を動かしているので、いくらでも野菜が食べられます。何度もお替りさせていただきました。【久万郷】は実に引き出しが多く、手持ちの素材もバラエティ豊かです。その隣では、弊社の『木のおもちゃコーナー』にもテントを用意していただき、ちゃっかりPR・販売させていただきました。お昼の箸休めに、『木の名前当てクイズ』もさせていただきましたが、何度やっても上手に喋れません。恥をかきながら少しずつ勉強していきますので、長い目で見ていただきたいと思います。やはりもっときちんとパネルや順番などを周到に用意しておかねばなりません。次回こそは、もう少しうまく出来るように頑張りたいと思います!ダラダラ喋るだけでは、大切な事が伝わりません。パフォーマンスや演出も大事です。


次回は舞台を『竹森ガーデン』に移し、夏頃に開催の予定だそうです。まだまだささやかな活動かもしれませんが、ここには揺るぎない【信念】と、頼もしい【仲間】がいます。それは、いい歳をした男たちがひたむきに取り組むのに値すべきものです!頑張れ、久万郷!久万の未来は果てしなく明るいぞ!