森のかけら | 大五木材


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20150526 1大会の翌日は日曜日、そのまま家路に向かう方もいれば愛媛を観光される方、会で企画したゴルフなどエクスカーションを楽しまれる方さまざまですが、そんな中わざわざ二日酔いの体にムチ打って愛媛の極小零細材木屋にやってく来られる奇特な一団あり。それがこちらの広島県西部木材青年協議会の皆さん10名。かつて中四国地区協議会の会長もお務めめになられた 村上産業㈱村上寛先輩までお越しいただいき、狭い部屋で押し合いへし合いながら本当に恐縮至極・・・。

 

20150526 2現在全国に50近く会団があるのですが、その中でひとつの県に2つの会団があるところもいくつかあるのですが(岡山木材青年会美作木材青年経営者協議会など)、広島はひとつの県に福山、呉、広島、広島県西部と4つもの会団が存在するという稀有なケース。以前は更に 広島県東部尾三因木材青壮年経営者協議会(尾道・三原・因島)もありましたので、1県に5会団があるという群雄割拠・・・いやそれだけ地域に個性があり、非常に意識も高く、木材産業が盛んな地域なのです。

 

20150526 3私の中では「広島=仁義なき戦い」というイメージが完全に出来あがってしまっていて、木の説明でも少しでも噛んだり、間違ったりすると、「云うとったるがよ、説明するもんより、説明されるもんの方が強いんじゃ、そがな考えしとったら、スキができるど!」とか、。「吐いた唾、飲まんとけよ!」なんて怒声が飛んできそうで生きた心地もしないほどの緊張の中、膝をプルプルさせながらどうにかカタコトで【森のかけら】など端材の説明などをさせていただきました。

 

20150526 4それでも最後はどうにか、「盃がないけん、これで腕切って血すすらんかい!」と、ご納得いただけたようでまるく収めていただきました。そんな恐ろしい妄想さえ抱かせる広島県西部軍団でしたが、実は非常に商売熱心な方々の集まりです!広島に4つも会団があるというのも、瀬戸内海に面した広島は、昔から重要な木材の荷揚げ港として栄えてきた歴史があり、県西部にある廿日市市は「剣玉」発祥の地としても有名です。最近は剣玉が再びブームとなり廿日市ではこんな剣玉も!?

 

20150526 5この巨大剣玉を作られたのは、県西部の狂犬、いやご意見番・トミタ㈲富田徳明君㊨。10数年前に初めて会った時には、直感的に目を合わせてはいけない人だという事が分かりました。その後年下だという事が分かってからも当然目は合わせれません。そんな富田くんですが、実は精緻な特殊加工の会社を経営されていて、こういった巨大剣玉などでも彼の手にかかれば赤子の手をひねるが如く!そんな富田くんをはじめ県西部には非常に個性の光る専門性の高い企業が集まっておられます

 

20150526 6そんなハイレベルな技術を備えられた方々の前で、妄想材木屋ごときがお話するなどおこがましかったのですが、折角の機会ですので少しでも『かけら菌』に感染していただかねばと、持てる力は出し切ったつもりです。実は弊社の【森のかけら】などクラフト商品の幾つかは広島の工場で作ってもらっていたりするなどと、広島には浅からぬご縁もあり、日頃から深いお付き合いがあります。広島県西部の皆様、大会の後で大変お疲れの中、お越しいただき本当にありがとうございました!




20150525 1全国会員四国愛媛大会の式典、大懇親会ともに盛大に開催され無事幕を閉じました。。愛媛の場合、OBになれば会の運営や方針には極力口を挟まないというのが慣習で、今回の大会に関しても私は地元OBの一人というだけで何のお手伝いもしていないので、恥ずかしながら実情はよく分かっていないのですが・・・それでも私の周辺はおおむね好意的な反応でした。それにしてもオレンジの法被を着た地元の現役会員たちがとても逞しくそしてなんとも頼もしく見えたことか

 

20150525 2至らなかった部分や改善すべき点は反省会を開いて問題点を共有化して、今後の会団やそれぞれの会員の会社活動の戒めとすればいい話。締めのご挨拶で会の顧問を務めていただいている東京大学の有馬先生も仰っていましたが、この会の醍醐味は間違えても許される事にある、間違いこそが若者の特権であると。馬齢を重ねるとなかなか失敗が許されなくなってきてついつい保守的な考え方になってしまいがちですが、常に前向きで精力的、情熱的な日當先輩を目指して頑張らねば

 

20150525 3日當さんには総務委員会で出向させていただいた時に大変お世話になったのですが、そのご縁で今も岩手で【森のかけら】を取り扱っていただいております。更にその日にもオモシロイ話を持ちかけていただき、今後も何度かこのブログにもご登場いただくことになりそうです。さて、思考が凝り固まってしまわないように若い人たちともお話をせねばと、弊社をご訪問いただいた橘君高梨君吉野君と東京の榎戸材木店の榎戸君を無理矢理誘い、女っ気の無い場所で木材談義。

 

20150525 4現役の頃から木青連に抱いていた不満は、ほとんど木の話が聞けない事。全国からいろいろな樹種を扱うプロの材木屋が一堂に集まってくるのだからどんな話が聞けるのだろうと凄く期待したのですが、材木屋といっても大手となればあくまで経営者という事で、実際に現場で木を扱われるわけではありません。経営学的な部分は大変勉強させていただいたものの肝心の木の話となると・・・。早く訊きたい事は訊いておかねば、訊くのが恥ずかしい歳になるというよりも、訊く相手がいなくなる

 

20150525 5若い彼らと話していると、すっかり出不精になってしまって過去の経験や思い出話、本やネットなど手軽に得られる情報ばかりで勝負している最近の自分が非常に保守的で老いた恥ずかしい存在に思えてきました。気がつけば、いつの間にか懐かしい昔話に感傷的浸っている「思い出親父」に成り下がっていました。これはいかん、やはり常に貪欲に生きた情報を得ようとする姿勢がなければ老け込むだけ。という事でやっぱり全国大会をダシに全国の木の産地を訪ね歩かねばと痛感したのです。来年の大会は福井!




20150524  1日本木材青壮年団体連合会第60回記念全国四国愛媛大会が開幕。ただしOBである私にとっての関心は、式典の後の大懇親会。一昨年の岩手の盛岡大会の時に配って、PRとして非常に効果的であると気分を良くした私は今回も作戦を決行!上着の両ポケットがパンパンになるまで『誕生木ストラップ』を詰めこんで懇親会に臨んだ、こちらが今回の成果!誕生木ストラップ片手に素敵な笑顔を見せていただいた全国の皆さんご協力ありがとうございました。今回は予想以上に多くの方に「参加」していただきましたので、全国大会らしくエリアごとに分けてご紹介。


20150524 2まずは近畿ブロックから。どういう表情が欲しいのかよ〜く分かっていらっしゃる方ばかり。上段左端より、大阪の㈲田中製材所田中虎由君、隣はご存じ㈲橘商店4代目の橘明夫君。FBつながりで本日初対面の大阪の㈱マナックス松波清人さん。ロマンスグレーは松下木材㈱松下哲也さん。下段左より京都の島津人善島津木材㈱大阪の越井木材㈱越井潤さん、和歌山の伊太祈曽神社奥重貴さん、奈良の山和木材山口和博さん。

 

20150524 4続いて北信越・東日本ブロック。上段左より、福井の中西木材㈱多田日出海君、の石川の㈱角永商店角永善隆君、千葉の㈲高梨木材高梨悟君、秋田の田鉃産業㈲田口宗弘さん。中段、千葉の㈱ヨシモク吉野文男君、福島の丹木材㈱丹一成君、東京の秋川木材㈱向殿長敏君、の長野の瑞穂木材㈱宮崎正毅さん。下段、東京大学井上雅文准教授、東京の榎戸材木店榎戸勇人君、石川の㈱ムラモト村本大君、そして岩手は㈲マルヒ製材日當和孝御大。

 

20150524 3次は、中四国~九州ブロック。上段左より、銘建工業㈱負けず嫌い安東真吾さん、「隠岐の黒松」でお世話になっている島根の原材木店原博之君、福岡の㈱九銘協峯公一郎さん、広島の㈱小城六右衛門商店小城貴嗣、その下の笑顔が眩しいのが美作の山下木材㈱山下昭郎君、下段に移って、福岡の品揃え樹種数世界一を誇る㈲高田製材所高田豊彦君、福岡の㈱アサモク多田啓君、広島の大逸木材㈲大野昌治先輩、島根の㈲二販・塚原智也君。

 

20150524 5最後は行政関係他常日頃お世話になっている皆様。上段左より、一般社団法人・愛媛県木材協会常務理事・三好誠治さん、愛媛県農林水産部山内達文森林局長、下段に移って、林野庁四国森林管理局愛媛森林管理署川畑充郎署長、愛媛県 農林水産部森林局林業政策課木材流通係村上克和係長、愛媛県農林水産部玉田光彦部長。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。「ここまで来て商売するか~?」「はい、私商売人ですから!」




20150523 3さて本日はいよいよ全国大会本番ですが、式典は午後からという事で早朝より全国各地から木青連会員が松山に集まって来ています。中には前泊されていらっしゃる方もいらっしゃいますが、なにせこの大会が日本木青連にとって年間最大イベントですし、全国の会員が一堂に顔を揃える貴重な機会です。私も昼前から会場に入って駐車場誘導などのお手伝いに行く予定なのですが、来県して大会開会までのわずかな時間を利用して弊社を訪問したいという奇特なお二人がいらっしゃいました。感謝、感謝!

 

20150523 1今年の2月に東京のビッグサイトで開催されたギフトショーに「えひめのあるくらし」として出展させていただいた際にもわざわざブースを訪ねて来ていただいた千葉の㈱ヨシモク吉野文男。こんな偏屈でわがままな規格外の材木屋に興味を持っていただきありがたいような申し訳ないような・・・。後述する高梨君と一緒にご来店いただいたのですが、お二人共製材所というわけではなく弊社と同形態の木材小売店。最近、同じ形態の材木屋さんとお話する機会が妙に増えました。


20150523 2かつてはライバル同士であったはずの同業者間でコミニュケーションを取る機会が増えたり、他店を訪問する事が増えたのは、それだけ木材小売店が今後の進むべき道について迷いがあるという事の表れなのかもしれません。昨今のようにこれだけ木材の流通が変化してくると、小売業としてはどういう形で個性を出していくかということが重要になるわけですが、そこに黄金法則はありません。そのことは吉野君と一緒にご来店された千葉の㈲高梨木材高梨悟君もご承知の通り。

20150523 4だからこそこんな地方の零細材木屋の変な取り組みにも興味を持っていただけるのでしょう。本来はわずかでも年上として、材木小売店の成功事例などをご披露できればいいのでしょうが、残念ながら弊社も試行錯誤模索中。道しるべとなるものなど示せる器量もありませんが、世の中にはいつまでも頑なに信じた事をやり続ける愚かな人間もいて、そんな事でも続けていれば少なからず人も集まってくるという事実だけでも知っていただければ幸いかと。さあ、午後からはいよいよ大会本番!




20150522 4すわ大会本番かと思ったら、前夜祭の存在を忘れておりました。大会は午後から式典などのプログラムが組まれておりますが、前日には役員会や委員長会議など出向者によるさまざまな会議が昼間から行われています。そういった役員さんなどをお迎えしての前夜祭が行われるのが慣例。全日空ホテルにて開催されたのですが、前夜祭といえども200名を越す会員が集まってきますのでそれなりの規模のもの。愛媛を中心に中四国の現役会員の皆さんは、早朝より本当にお疲れ様です。

 

20150522 2愛媛会団の総会は4月に開催され、その場で役員が改正されます。なので、この大会前に既に26年度の愛媛の会長は交代しているのですが、この全国大会までは前年の会長の管轄となりますので、26年度愛媛会団長の大成郁生君が登壇して歓迎のご挨拶。会団長というと各会団の顔として表舞台に出ると思われるかもしれませんが、大会には実行委員長が立てられ、地元の会団長はむしろ黒子的な役割でありながらも責任を負わされるしんどい立場。それから解放されるのももう少し!

 

20150522 1古いOBの方に話を聞くと、昔の全国大会は前夜祭の参加人数もこの倍ぐらいはあって相当に華やかだったということですが、思い出は常に美化され装飾され膨らんでいくものですから、怪しい話かもしれません。バブル時代の思い出を引き合いに出しても仕方がないと思いますが、会員数が1000人を割ったとはいえ今の方が幽霊会員の割合が低いのではないかと思います。状況が厳しいからこそこういう会を通じて情報を得たい、繋がりを持ちたいと考えている人の方が多いように思います。

 

20150522 5さて、前夜祭の楽しみは、大会本番前のセレモニーらしくあまりかしこまらずに参加できることと、理事会などには出席していても大会当日は都合が悪く帰社しなければならないという方にお会いできたりすること。こちらの奈良の山口和博さん(山和木材)㊧も、それまでフェイスブックでしか「会話」したことがありませんでしたが、ようやくお会いできました。百聞は一見にしかずという通り、一度お会いして話さえすればもう後は大抵の失礼は互いの顔を想像しながら許されるもの!

20150522 3木青連には木青連のメンバーにしか分からない連帯感のようなものがあって、全国の木青連として年間スローガンを掲げ、全国から出向した委員は委員会に分かれ、それぞれの目標に向かって1年間運営していくわけですから、おのずと連帯感は生まれ親密になりますが、過酷な厳しい環境に置かれた者同士は固い絆で結ばれるのアクション映画の鉄則通り、異常なほどに親しくなる者も多数・・・まあ、その絆にも世代ごとにいろいろなタイプがあるようでやはり当事者にしか分かりない事も多数ありけり。




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