森のかけら | 大五木材


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20121221 1私の住む愛媛県松山市平田町では、毎年「冬至の日」に地元の阿沼美神社で「冬至祭」という祭礼を行なっています。一年間の穢れを祓い、来る年の無病息災、家内安全を願うという意味が込められています。町内には7つの組があり、毎年持ち回りで神事を行なっているのですが、今年は私の住む馬場組の担当。馬場組は国道を境に更に上下に分けられており、我が家は馬場組下。旧耕作地を造成してから町内に移り住んで来た方ばかりなので、こういう地元の伝統行事とは馴染みが浅いのが現実。

 

20121221 2その馬場下組の今年と来年の組長を拝命しており、冬至祭に参加させていただきました。この地域は『宮内いよかん』発祥の地でもあり、今でも柑橘栽培が盛んで、周辺の山々では数多くの柑橘の品種が栽培されています。私も大学を卒業してから、この地に住み着くようになってはや四半世紀。当時は、町外から移り住む人も少なく、結婚するまではなかなか地元にも馴染めませんでした。結婚を期に、地元の行事にも積極的に顔を出すようになると交流も広がり、知人も増えました。

 

20121221 3若くとも一応世帯主という事で、地元の会合などにも顔を出していると、よくこの地に来てくれたと温かく歓迎していただき、地元の方々には大変可愛がっていただきました。その後、周辺の世代交代も進み、同世代の方も増えましたが、私自身は馬齢を重ねるばかりで、四半世紀も経とうとするのに地元の歴史はチンプンカンプン。冬至祭りの際にも地元の先輩方々から地域の伝承を拝聴させていただきました。我が子も参加させていただく行事に親が無知では恥ずかしい限りですので。

 

20121221 4愛媛のものづくりの際にネーミングでは、ついつい「坊ちゃん」や「マドンナ」という全国的に認知度のある言葉に依存してしまう事が多いのですが、実は県内各地にはまだまだ眠れる伝承や逸話が沢山眠っています。誰も知らない名前をつけても・・・という気持ちも分からないではないですが、その結果どこにもここにも「坊ちゃん」、「マドンナ」の言葉が溢れてしまう結果に。ただの言葉探しにならないためにも、自ら伝統行事などに体験して身をもってその重みを知らねばならないと思うのです。




20121220 1昨年に引き続き、愛媛銀行さん主催の『姫だるまの会』にお招きいただき参加してきました。『姫だるま会』とは、今年は、昨年以上にも参加者が増して総勢650数人とか・・・。昼間はゴルフのコンペも行なわれたようで、ゴルフをしない私は大変失礼ながら会の趣旨をよく存じ上げていないのですが、名簿を拝見するに、県内中予地区の愛媛銀行さんと取り引きのある企業の経営者の皆さんが一堂に集まり、(ゴルフも含めて)親交を深めましょうという会と勝手に理解しています。

 

20121220 2会が始まるやいなや、皆さん席を立たれてここそこで名刺交換の儀式が始まりますので、その思惑は大きく外れてはいないでしょう。本来弊社などが参加させていただくのは分不相応なのですが、折角のお声掛けですから遠慮など致しません。たっぷりと名刺を要して参戦。昨年より3割増しという事で、知った顔も随分増えてます。『非建築分野での森の出口』を探し始めてから数年、お陰で随分異分野でのお知り合いも沢山出来ました。

 

20121220 3会の冒頭で、来賓の中村知事から「ゆるキャラグランプリ」で全国1位になったバリィさんに、愛媛県の観光大使を依頼したとの挨拶がありました。ひと昔前であれば、他人事であったそういう話についても、どうにかして食い込めないだろうか、木材との接点はないだろうかと考えている自分が居ます。普通の材木屋という立場では考える事もなかったであろう思考がすっかり自然体で溶け込んでいます。材木屋としては、新築・改築でしかご縁がないであろう異業種の皆さんとも、接点が見えてきます。

 

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そう考えれば650人の皆さんすべてがお客さん。どれぐらいの職種の方がお集まりか分かりませんが、『木』という素材と全く無縁という仕事はほとんどないでしょう。例えば、近くに座られた企業の顔触れで考えると、飲食業のお箸や器やまな板運送業のハンドルやトラックの荷台や車止め、税理士事務所のオフィスの机や椅子、化粧品関係のディスプレイの棚や器材、ノベルティ商品まで考えればエンドレス!さあ、来年に向けて気持ちも新たに『森の出口』ドンドン拡げていきましょう!




20121219 1年の瀬も近づき少しずつ倉庫整理。この数年、極力余分な在庫は持たないようにとの方針で、過剰在庫にならないように心がけてきましたので、帳簿上は確実に減っているのですが、倉庫に立つと実感が少ない・・・。減らない在庫は嬉しいような悲しいような複雑な気分です。中には倉庫の主のように鎮座ましまして睨みを利かしているものもいて、長期在庫の木には何となく愛着が湧いてきて、売れて無くなってしまうと、空いたスペースを眺めてちょっぴり寂寥の思いを感じることも・・・。

 

20121219 2とはいえ、感傷に浸っていたのでは仕事になりません。空いたスペースが出来れば、早速次の材料を並べ倉庫内は少しずつメンバーが入れ替わっていきます。足の早い者、遅い者、中には訳ありの出戻り組まで多士済々。最近は一般の方が材料をお求めに来店される事が増えてきたので、私が不在の時にでも価格が分かるように『値札』をつけるようにしてはいるのですが、何せアイテム数が膨大な上に、回転していくのでとても全てに値札をつける事は出来ません。

 

20121219 3屋外の羽柄材については価格表で整理していますが、耳付きの1枚板などそれぞれで値段が違うもの、また平板などで厚みは同じでも節や木目の具合で値段設定が違うものについては、個別に値札をつけなくてはなりません。台帳で管理はしているものの、何がどこにあるかは私のみぞ知る世界。長い経験と嗅覚を頼りに、倉庫の奥の奥から必要な材を探し出します。私が在中の時はいいのですが、えてして不在の時ほどそういうご要望のお客さんが来店さえるものです。

 

20121219 4それで、数年前よりせっせと値札を付けているのですが、ただ木の名前、サイズ、値段だけをつけるのではモッタイナイ!それで必要情報に添えてひと言、材の特徴なども添えていたのですが、最新の値札にはその材の産地の国旗を添えてみました。【森のかけら240】を生み出す倉庫ですから、本当の端材まで含めれば、倉庫には世界各国から国境を越えて200種類以上の木が集っています。ワールドワイドな材の産地を、国旗という具体的な形で眺めてみるとなんだか面白い、新商品の予感




PEZ WOOD DECK

20121218 1PEZの家』は、ご主人さんご自慢のPEZコレクション以外にも見所が満載です。詳しくは、設計されたイシムラトモコ建築設計石村智子さんのブログ『はたらく石』をご覧いただきたいのですが、木材を納材させていただいた材木屋の立場から、『PEZの家』を訪れた誰もが圧倒される広いウッドデッキをご紹介。右の写真は、『PEZの家』の立体模型を俯瞰で写したものですが、家の左手に扇を狭めた形で広がっているのが庭です(半分から右の一段下がっているのは道路からのアプローチ)。

 

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そう、『PEZの家』はかなり敷地に余裕のあるお宅なのです。その広い敷地にドドーンと広がるのがこちらのオープンデッキ。バーベキューであれば、軽く20人以上は座れる広さ!周辺に比較するものが無かったので、写真ではその広さが実感しにくいと思うのですが相当なものです。あまりに広すぎて、これからこの上に何か構築物でも出来るのですか?なんて質問したくなるほど。隣近所とも距離があるからこそ出来る設計ですが、それにしても羨ましい~。

 

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 このオープンデッキに使われているのは、中南米産の高耐久木材『マニルカラ』。別名の『アマゾンジャラ』の方が認知されているかもしれません。幅105㎜X厚み20㎜サイズですが、さすがにこれだけ敷き詰めると相当な重量になります。その重たい床面を支えているのが、ガッチリと組まれた『グリーンハート』の大引です。施工後、まだ雨の洗礼を受けていなかったので撮影時は茶褐色でしたが、ひと雨浴びれば鮮やかな赤褐色に変貌します。その後経年変化で次第にロマンスグレーに変わっていきます。

 

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PEZの家』の棟梁は、もみじ建築椿下さん。隣町にお住まいで、仕事以外でも公民館活動やお祭りでもよく顔を合わせる間柄。まだまだお若いのですが、仕事ぶりは真摯で几帳面。腕の確かさは折り紙つきです。手間隙のかかる重たいウッドデッキの施工も手馴れたもので、愚痴のひとつ言うわけでなく黙々と仕事をする姿には頭が下がります。この広いウッドデッキも2、3日で完成。材料はあくまで材料。それを施工してもらう人がいて初めて形になります。『PEZの家』には、その形を見に来る笑顔が続々。




20121217 1先日、イシムラトモコ建築設計さんが設計、もみじ建さんが施工された『PEZの家・展示会』にお邪魔してきました。子どもの部活の送り迎えが重なっていたので少しの時間しか滞在出来ませんでしたが、相変わらずたくさんの人の笑顔が溢れる展示会です。いつもトモちゃん(イシムラトモコ建築設計・石村智子さん)が命名する家の名前も楽しみのひとつであるのですが、今回のお名前は『PEZの家』。詳しくは彼女のブログに書かれておりますが、PEZとは・・・

 

20121217 2子供の頃に誰もが一度は手にしたことがあるであろうPEZ。日本で商品を発売している森永製菓㈱さんによれば「PEZとは、ペッツキャンディーとディスペンサーが一緒になったお菓子」。更にウィキぺディアによると、「キャンディー(錠菓)とそれを詰めるプラスチック製のケース(ディスペンサー、ボディーステム)。 ディスペンサーの上部には様々なキャラクターの頭部がついており、世界中にコレクターが存在する。語源はドイツ語のPfefferminz(ペーパーミント)の略から」・・・という事。つまり、これです。

 

20121217 3子供の頃よくお世話になりましたが、その名前も知りませんでした・・・。1927年にオーストリアで生まれで、ディスペンサーが付いたのは1949年。世界60カ国で販売され、年間生産量は77億粒。日本では1972年に森永製菓から発売されている・・・そのうちの何個かは私の手元にも存在していました。その中身よりも容器のデザイン性に心が惹かれたはずなのに、コレクター野郎としてはなぜだが不思議と琴線に触れなかったようで、幸か不幸か収集には至りませんでした。

 

20121217  4『PEZの家』のご主人は、熱心なPEZコレクターで、新居には専用の素敵なコレクションルームまで完備。もの凄い数のPEZが整然と並べられてありました。デザインの多様さと原色系の彩りの鮮やかさもPEZの特徴かもしれませんが、素人が迂闊な事を言っては失礼なほどに、コレクションからは気品と情熱が窺えます。これだけ一堂に揃うとどうしても気になるのが、『木製PEZ』!強度を考えれば容器全部は難しいでしょうが、グリップだけでも木でどうか?森永製菓に務める後輩と相談してみましょうか。




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