森のかけら | 大五木材


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20130322 13月の決算を控えて、倉庫の中の整理に日々汗を流しております。在庫にもいろいろなタイプがありまして、まっとうな製品から、大きな板を割って残った引き落としまでサイズも樹種もいろいろです。この端材の山が、ゴミから宝に変わったのが5年前。昔は年度末の大掃除で、1m以下の身近な材はごっそりと焼却処分していたものです。かつて材であったののが、煙に形を変えて天に召されていく姿を見ては悔しくて悔しくて、心の中で唇を噛み締めて眺めていたものです。

 

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その思いが堆積してやがて【森のかけら】という形で世に出てくるわけですが、そのお陰で随分と端材たちは、倉庫の埃の中から晴れ舞台へと巣立っていくことが出来ました。その後、【森のかけら】になれないサイズや、もっと大きなサイズ、それぞれに『出口』を考えて、なるべく端材を無駄にしない事を心がけてきました。しかし皮肉な事に、そういう出口が確立されると、端材もそれ用に加工してストックするようになりました。

 

20130322 3しかも【森のかけら】が順調に売れ始めたことから社員の意識も少しずつ変わり始め、端材も無闇に処分せずになるべく保存するようになってきたのですが・・・どうしても流通量の多い樹種がドンドン溜まっていくようになりました。桧、杉、米松、米栂の主力材はもとより、ブラック・ウォールナット、ブラック・チェリー、ホワイト・オーク、ヨーロッパ・ビーチ、ブビンガ、レッドオーク、ホワイトアッシュ、などの家具材の主力材の端材も油断していると山のように貯まってきます。

 

20130322 4同じ樹種の『かけら』ばっかり作っても仕方がないので、新たな出口を探すのですが、そう簡単に新たな出口が見つかるわけではありません。出口に該当しないサイズは、加工して『ちょこっと端材』としてもネット販売しているのですが、それもあまり作ると保管が大変になってきて・・・。売りたい材と買いたい材がうまく噛みあえばいいのですが、そううまくタイミングが合うものではありません。しかし、こういう差し迫った状況が新たな『出口』を生み出すエネルギーとなっていくのです・・・いかねば!・・・汗!




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