森のかけら | 大五木材


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20130308 1地元に住んでいながら恥ずかしいのですが、松山のまち全体をフィールドミュージアムとする構想の一角を担う施設として平成18年に完成した『坂の上の雲ミュージアム』に行った事がありませんでした。地下1階、地上4階建てのミュージアムの設計は、安藤忠雄氏が手掛けられ、その建物を見るだけでも価値があるからといろいろな方からお薦めを受けていたのですが、近くにあると余計に「いつでもいける」と思ってしまって、気がついたらもう7年も経っていました・・・。

 

20130308 2一昨年ドラマ化されて改めて全国にその名を広めた『坂の上の雲』は、ご存知のように司馬遼太郎さんが書かれた歴史長編小説です。産経新聞に4年半にわたって掲載されたのですが、執筆されたのは私が生まれた2年後の昭和43年。司馬さんは、この小説のために構想も含めおよそ10年の歳月をかけ、40代のほぼすべてを費やしたといわれていますが、45年以上も前の作品が今もこうして色褪せることなく輝きを放ち続けるのですから凄い事です。壁面に掲示された新聞の一覧が圧巻です!

 

20130308 3当日は、日露戦争を明治時代のジャーナリズムの視点から捉えるシリーズの第4回目『ポーツマス日露講和会議』の特集が組まれていました。『森のしるし』で戦国武将の家紋も作っているように、自称歴史好きではあるのですが、明治時代はエアポケット状態で、いろいろな本を聞いても、ドラマを観ても、歴史背景も相関図もなかなか頭に入りません。ポーツマス会議も記憶があやふやですが、改めて歴史を学ぼうという高尚な目的で来た訳ではありません。

 

20130308 4ポーツマス講和会議に関わる資料が展示されているのですが、その中に講和会議を開催したテーブルがあり、その素材が『ウォールナット』であると記載してあったので、それをひと目見ようと思って出かけたのです。ところが展示してあったのは、チラシに掲載されていたものに比べて随分小さなサイズ!どうやらテーブルについては、愛知県犬山市の博物館”明治村”の帝国ホテル内に所蔵展示されていたものを借りていたらしいので、返却された後だったようです。会議で実際に使用されたという重硬な造りの椅子はあったのですが、お目当ての大きなテーブルの代わりに、ポーツマス講和会議随員控室の机を展示がされていましたた。その材質についての表示は見当たりませんでしたが、シンプルな造りにもそこはかとない風格が漂うのは歴史の重みでしょうか。




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