森のかけら | 大五木材


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さて、本日は飲む方ではなく同じ名前を持つ「木」としてのコーヒーツリーの存在も知っていただきたいと思います。どういう形からでも興味を持っていただけるのは、材木屋としてはありがたい事。弊社にあるコーヒーツリーの板は、長さが1600~最長で2700mm、巾が150~400mm前後、厚みが32~64mm程度の小ぶりなものが20数枚です。見た目の印象としては、癖の少ない素直なホワイトアッシュを少し茶~赤褐色にしたというような感じです。

当然の事ながら木肌がコーヒー色をしているわけではありませんし、材から珈琲を連想するような面影はまったくありません。皆さんとりあえず匂いを嗅がれますが、これで少しでもコーヒーの香りでもしたら面白いでしょうね。辺材は白く、その差は明瞭ですが、割合堅さはあるので、耳付でカウンターなどとして使っていただいています。オイルで塗ると濡れ色になってより赤味が増します。是非喫茶店などコーヒーとご縁のある所で、話のネタとしても使っていただきたいところです。

今回そのコーヒーツリーの存在を知っていただくためにも、端材の一部を「ちょこっと端材」コーナーで販売させていただく事にしました。現在在庫してある材は、たまたまご縁があって手に入ったもので、今後の入荷の見通しは一切立っていません。在庫がある限りの販売になりますが、飲むだけでなくコーヒーは使っても楽しいものです。私自身もこのコーヒーツリーの特徴についてはまだよく分かっていませんので、自分でも試し試しというところです。

世界中にはまだまだ沢山の面白い木があります。アフリカや東南アジアなどのジャングルにおいては、日本で用材として紹介されていない木がまだまだ沢山あります。名前すら分からないような木だって沢山あることでしょう。専門書を開けば、まだ実際に見たことのないそれらの木に思いを馳せます。わずか数行の味気ない解説を読みながらも、どんな木目なんだろる、どんな色合いなんだろう、重さは?硬さは?実はまだこの木の秘密が知られてないのでは?などと日々妄想は膨らんでいくのです。そんな木を無理矢理伐採して日本に運んできたいとは思いませんが、ご縁があればこの命のある間に是非直接見てみたい、触ってみたいものです。別に高尚な理念などがあるわけではないのです。ただただひたすらに膨らむ純粋な好奇心、それだけです。だって木は人生をかけるほどに面白すぎるから

 




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