森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20140413 1日本の捕鯨の現状については今更語るまでもないほど厳しい状況ですが、日本政府は今年の北大西洋での調査捕鯨の数を380頭から210頭に減らす方針を打ち出したようです。オーストラリアあたりからはかなり厳しく責められています。どういう生物を食するかという事は、それぞれの国の食文化の背景によって違ってくるわけで、カンガルーを食するオーストラリア、犬を食する中国、豚を食べること大罪とするインドなど、どの動物が誰にとって特別な存在なのかはそれぞれに言い分があります。

 

20140413 2ただ今回国際裁判所から判決が出たという事でますます日本の捕鯨環境は追い込まれたというのが現実だと思います。捕鯨を生業とする方にとっては死活問題であり、政治の駆け引きなどに使われることなどあってはならないのですが、もし今だに大洋漁業(現マルハ)が球団経営していたとしたら、もう球場周辺では抗議殺到で試合どころではなかっただろうなあとつい余計な事を考えてしまったのです。ちょうど調子も落としていて、連敗で苦しむ姿にクジラ産業の苦境がオーバーラップしてしまいました。

 

20140413 3地球上で最大の生物・鯨を相手に挑む捕鯨の勇猛さや恐怖を描いた小説や映画は沢山あります。巨大生物フェチの私としても、クジラぐらいの大きさになってしまえば逆に「リアル動物への苦手意識」も吹っ飛んでしまいます。とても身近に感じられなさすぎる規格外の大きさという事もありますが・・・。鯨が主役の話しは沢山ありますが、誰もが知る有名どころとしては、過去に何度も映画化されたハーマン・メルヴィルの長篇小説白鯨』があります。しかし鯨の出てくる物語で私がもっとも思い出深いのは、1970年代に水島新司が描いた傑作野球漫画の一編。

 

 

20140413 4それこそが東京メッツが主役のプロフェッショナル職業野球漫画『野球狂の詩』です。前半は一話読み切り(あるいは3、4話)で、東京メッツの個性あふれる選手たちの生い立ちやらドラマに焦点をあてた骨太で人間臭いドラマが多くて、小学・中学時代にリアルタイムでその世界観に触れた少年の胸は熱い感動で揺さぶられたのです。中でも好きだったのが、初期の作品群。「コンピューター審判」、「熱球白虎隊」、「一本バット土俵入り」、「おれは長嶋だ!」、「白球七五三」などなど。

 




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2014年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
Scroll Up