森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTURE研修旅行の締めくくりは、2009年に開業したという姫路市峰相山山麓に建築された『太陽公園・白鳥城』へ。全く何の予備知識もなく来たのですが、久しぶりの『トンデモ巨大建築物』に圧倒されました。周辺はのどかな田園風景が広がっていますが、そんな中で周辺との調和も雰囲気もぶち壊して颯爽とそびえるのが、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を模倣して作られたという巨大な白亜の城。なぜここに城がいるのか?などという疑問を全否定するがごときの無意味なまでの巨大さにまずは動揺!   Exif_JPEG_PICTURE更に中に入れば動揺は驚愕へと変わります。この理解不能の巨大な城の中には、ただただこういうトリックアートの世界が延々と広がるばかり。決して多くはないものの、当日いくらかの親子連れやカップルの姿があったものの、すれ違う人が口々に「これって一体何のために作ってるの?」という言葉が実にこの建物の本質を言い表しています。時間の関係でこの公園施設のごくごく一部しか見ることが出来なかったのですが、パンフレットによると広大な敷地の中に無数のトンデモ展示物・施設があるようです。   20140424 3私たちが行ったのとは逆方向には、中国の兵馬俑やイースター島のモアイ、マーライオンなどの石像はじめ、万里の長城や凱旋門、天安門広場、エジプトのピラミッドやスフィンクス、マチュ・ピチュの遺跡などが忠実に再現されているとか・・・。一体何がしたいのか?もはや理解不能。社会福祉法人がこの施設の運営母体で、障碍者の雇用の場になっているという事でしたが、だからといってこんな無駄に大きいだけの施設を作る意味が分かりません。どうにも「奇異な怪しさ」が漂う空間なのです。   Exif_JPEG_PICTURE聞くところによると、この白鳥城の建設に約40億円。太陽公園全体で約160億円もかかっているとか・・・!一社会福祉団体だけで作れる規模をはるかに超えているので、恐らく国や県などの行政からの補助金なども相当に入っているのではないかと思いますが、さすがにこれは壮大な無駄遣いではないでしょうか。やるにしても何か全体を貫く世界観のようなものでもあれば感じる部分もあるのでしょうが、あれもこれも取ってつけただけの無主張さに、さすがの私も好奇心を超越してただただ呆れるばかり。




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