森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTUREさて研修旅行の続きですが・・・日本三大古湯のひとつである「有馬温泉」に到着。数多ある温泉の中でも、枕草子にでも登場する日本を代表する温泉ですが、今回はかなり早い時間に到着したのでじっくりと有馬の町を散策してみました。有馬の泉質には、塩分と鉄分を多く含む塩化物泉と、ラジウムを多く含む放射能泉、そして炭酸を多く含む炭酸水素塩泉の3種類がありますが、では源泉も見てみようとかしらなんて思うようになったのは、そんなことすらも意識するようになったのは歳を重ねた証拠でしょうか。

 

20140421 2それで各々部屋ごとに源泉巡りをすることに。有馬の温泉街は階段ばかりでアップダウンも多く道幅も決して広くはないものの、民家の中に源泉が湧き出して湯煙りが上がり温泉街らしい風情があります。日が暮れてくれば尚更雰囲気が増してきます。各地の温泉街に来ていつも思うのですが、道後温泉周辺にもこういう風情があればいいのにとつくづく感じます。県外からの取引先を道後温泉にお連れすると、想像していた湯煙りの街とのあまりにのギャップに驚かれることしばしばですので・・・

 

Exif_JPEG_PICTURE折角有馬に行くのだから、昔行った時には気にも留めなかった日本初のサイダー「ありまサイダー」の源泉を味あわねばと、タンサン坂を上って炭酸源泉へ。ここ有馬では昔から、山手の谷合からガスが噴き出し、泡を含んだ水が湧き出していましたが、それを飲ん鳥や虫が続々と死んでしまい、その地を「地獄谷」とか「鳥地獄」と呼ばれていて、そこから湧き出る水のことを「毒水」と呼んで恐れられていたそうです。それが良質の炭酸水である確認されたのは、実に明治初年の調査によってだとか。

 

Exif_JPEG_PICTUREこの地では、赤褐色で湯治の効能も高いと言われる含鉄塩化ナトリウム泉を「赤湯」または「金湯」と呼び、前述の無色透明の二酸化炭素冷鉱泉を「銀湯」と呼んでいます。「ありまサイダー」は、この銀湯と呼ばれる方の冷えた炭酸水が原料となったわけです。炭酸泉の源泉公園には、飲用の蛇口もあり飲んでみましたが、期待が大きすぎたせいかあまり炭酸感を得られず・・・愛媛の蛇口からミカンの「都市伝説」の妄想から、思いっきり炭酸水のイメージを膨らませ過ぎだったかも。過ぎたる妄想、及ばざるが如し

 




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