森のかけら | 大五木材


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20150912 1さてサンプル体験をしてしばらくの間、郡上八幡駅である方をお待ちしていました。すると駅の待合で椅子に座って次の電車を待っていた地元のお婆さんが声をかけてきてくれました。どちらから?と訊かれたので、愛媛ですと答えたのですが、なぜか姫路に聞えたようで、「この前立派な白いお城が完成した所よね〜」。すぐに訂正して、しばらくは和やかに話を続けていましたが、また「姫路は行ったことがないから」と。この辺りからだと、四国の4県どころか姫路も愛媛も一緒くたなのかも?

 

20150912 2愛媛に住んでいれば岐阜や郡上の位置関係もままならないのと同じことでしょうが、お婆さんに愛媛といえば何か思い浮かびますかと尋ねたら、速攻でミカン以外は思い当たらないと・・・。その地域と何の関わりも無い方にそこをイメージするものが1つでもあるのが凄いのか、1つしかないのが悲しいのか複雑な気持ちに。更に「愛媛から何しにこんな所まで?」と訊かれたので、「各務原の市場に木を買いに行く途中」と答えると、四国にも沢山木はあるのに・・・と。

 

20150912 3冬になると駅の周辺ですら膝上まで雪が積もるのに、こんな所まで木を買いに来るなんてとんだ物好きみたいな事を言われて、ハッと我が身を見渡せば、チノパンにTシャツというおよそ材木屋らしからぬ姿に、木工作家か何かと勘違いされたかなと・・・。そこで電車が来たので、お婆さんに別れを告げました。まだ少し時間があったので駅に併設してある、国鉄時代に実際に使用されていた鉄道関係の器具などが展示された『ふるさとの鉄道館』というミニ資料館を覗いてみると、

 

20150912 4そこにはかつて栄華を誇ったであろう駅の輝かしい歴史の一端が誇らしく飾られていました。駅舎そのものも、今では懐かしい木造でしたが、この辺りはかつて客はもとより奥美濃の豊富な木材の搬出や物資の輸送にも大きな役割を果たしたそうです。全国に名高いブランドである『東濃桧』は、このこの近くで産出され、中京圏などに供給されてきたそうですが、この郡上駅もその一端を担ったのでしょう。感慨深く資料館を見学していると、そこに金沢ナンバーの車が一台!明日に続く・・・




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