森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20150919 48月に完成見学会でお邪魔した『モート・レイニーハウス』。手掛けられたのは盟友でもあるジューサンケンチクセッケイ石村隆司君。若い頃からの長い付き合いで、飲める酒量から木の好みまで互いの性格もよく分かっているつもりですが、そのセンスは雲泥の差。いつもその斬新な木の選択肢や使い方には感心させられるのですが、そんな彼の元に集まられる施主さんもセンスの塊。先日もモート・レイニーハウスの怪しい主と共に弊社にやって来られて倉庫前で何やら怪しい密談。

 

20150919 1実は、弊社でダイニングテーブルを作らせていただく事になり、その材をお二人で選びに来られたのです。うちでは、素材からご自分の眼と皮膚感覚で選んでいただくところから家具造りは始まります。おもちゃ箱をひっくり返したような雑多な倉庫の中をあれこれ探索。時には、全部お任せします~なんて慎ましい事を仰る施主さんもいらっしゃいますが、私から言わせればこここそが家具造りの醍醐味!もっとも楽しい瞬間を放棄するなんてあまりにもモッタイナイ~と思うのです。

 

20150919 2そんな事を百も承知なお二人ですから、倉庫の隅から隅まで探し回って辿り着かれたのがこちらのパープルハート!文字通り紫色の肌を持つスーパーレアな木。断面をカットすると濃い茶褐色ですが、空気に触れると紫芋のような鮮烈な色に変化していきます。これだけ強烈な色彩ですから、なかなか普通の家では収まりきれない個性的な木で、主戦場は商業店舗などでしたが、そういう木だからこそこういうお方に挑戦していただきたい!と石村君と二人で煽りまくります~。

 

20150919 3当初はさすがにこれだけ強烈な紫色が自宅に入る事絵を不安視されていたものの、これを受け入れる素養があると分かっていたふたりの思惑通り、最終的に紫色の誘惑に飲み込まれ、パープルハートでダイニングテーブルを作る事に!建設関係の仕事に従事されていらっしゃる関係で、友人の鉄工所でアイアンの脚を制作する事になり、紫色と漆黒のコンビネーションの仕上がりが今から楽しみ~♪ その勇姿は後日完成後に改めてご紹介させていただきます。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2015年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
Scroll Up