森のかけら | 大五木材


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20110726 ハート(心)は柔らかな筋肉だ!①昨日のプロレスの事でまだ書き足りない事があるので、本日もプロレスの話です。ノアの試合を観戦していて途中から、私をプロレスに導いた熱血プロレス漫画の金字塔『1.2の三四郎』(小林まこと作)が無性に読み返したくなってきました。高校時代名ラガーマンだった三四郎が、ふとした事からプロレスに目覚め、脅威の運動神経と規格外の根性&精神力で、日本のプロレス界を席巻していく男の物語です。その後、数十年ぶりに続編も出て、作者の小林まこと先生のプロレス愛に溢れた渾身の一作でしたが、やはり私にとっては第一作の衝撃は超えられませんでした。あの作品を読んで、実際にプロレス界の門を叩いた選手もいたのではないでしょうか。『空手バカ一代』が空手少年のそれであったように、『エースをねらえ』がテニス少女のそれであったように、この『1.2の三四郎』こそが間違いなくプロレス少年のバイブルだったのです。

 

20110726 ハート(心)は柔らかな筋肉だ!②20数年前に材木の仕事を始めて当時、慣れぬ業界のルールや理不尽や歯を食いしばって耐える私の心のバイブルだったのが『夏子の酒』と、この『1.2の三四郎』だったのです。ジャンルは違えど、どの業界にだって理不尽な事や耐え難い屈辱はある、ただそれは己に実力がないから感じるのであって、いつかそんな事すらも笑い話で過ごせるようになってやると、私を奮起させてくれたのです。リングの上ではスーパースターな彼らの昼間の顔はなんと保父さん!そんなキャラの肉付けにもシュールで心惹かれました。

20110726 ハート(心)は柔らかな筋肉だ!③当時は、自分自身に何の力も自身も無く、ただひたすら実も心も三四郎のように、夏子のようにタフになりたいと思っていました。人になんと言われようとも決して揺らぐ事の無い信念を持って、それに向かって愚直に邁進したい。その事ばかりを考えていました。気がつけばあれから20数年・・・その時のピュアな思いが私を支え鼓舞し続けてくれたのかもしれません。20数年かかって、ようやく揺らぐ事の無い「信念の背骨」は身に付ける事が出来たように思います。相変わらずハートはチキンのままですが・・・。それでもここまで私を奮い立たせてくれたプロレスに感謝です。やっぱり時々プロレス会場に足を運んで「空気」を感じなければなりません。久し振りのプロレスで、楽しみにしていた高山義廣選手と佐々木健介選手が不在だったのは残念でしたが、第17代GHCヘビー級王者・塩崎 豪選手、杉浦 貴選手のファイトを見れて満足!

 

20110726 ハート(心)は柔らかな筋肉だ!④そして何よりの僥倖だったのは、プロレスリング・ノアのエース・小橋建太選手にお会いできた事!数年前に肝臓癌から奇跡の復活を果たし、その後も何度も大怪我に見舞われながらも不死鳥のように蘇ってくる『絶対王者・小橋建』選手が、出場こそしなかったものの帯同していて、サインをされている姿を見れたのは感激でした!以前より痩せられていましたが、むしろ精悍さが増したようにも。一日も早くかつてのようにご活躍をされる事を願っております。

 

20110726 ハート(心)は柔らかな筋肉だ!⑤軽妙でウィットに富んだ語り口が持ち味のウッディ・アレン監督の映画のキャッチコピーにこういうものがあります。「心臓(ハート)は柔らかな筋肉だ」。これは、映画『ハンナとその姉妹』の中で語られる「ハートって、本当に弾力性のある強い筋肉なんだね」という台詞から来ているのですが、アレンの映画そのものを象徴する名台詞であるとともに、独立した言葉としても素敵です。ハードワークでも鍛える事の出来ないハートの弱さに、プレッシャーと焦りを感じ、知らず知らずのうちに、プロレスラーの鋼のような強靭な肉体に、己の願望を投影していたのかもしれません。ああいう肉体には強靭なハートが宿っているに違いないと信じて。何度マットに叩きつけられても這い上がる姿に、強いハートを重ね合わせていたのかも。幾多の怪我や大手術から復活してきた小橋建太選手こそ、私にとってリアル三四郎その人です。その小橋選手の復活に賭ける姿を見て、己の怠慢を深く反省。よしっ、気合が入りました!【森のかけら】空中戦に向けて張り切っていきまっしょいっ!

 

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20110725 必殺、スープレックス・シーダー!①昨日のブログがなぜ妙に妄想っぽくなっていたかというと、実は昨日これを観戦したからなのです。そう、『プロレスリング・ノア』!アイテムえひめで夕方から開催され、プロレス好きの友人にチケットを手配していただき一緒に観戦。「ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」開戦中という事で、ジュニア・へビーの選手が多く、大型選手のファイトが好きな私は一抹の不安を抱きながらも会場に着くと、既にかなりの人の姿が・・・!自由席ということだったので、試合開始30分以上前でも最後尾にギリギリ何とか座れるほどの人気でした。

20110725 必殺、スープレックス・シーダー!②かな~り久し振りの生プロレスでした。プロレス観戦というと昔、子供の頃によく父親には連れて行ってもらった事が懐かしく思い出されます。その当時は、ジャイアント馬場率いる「全日プロレス」がよく遠征に来ていて、馬場や鶴田の、そして人間山脈・アンドレの巨大さに度肝を抜かれたものです。A・ブッチャーのグチャグチャになった額の傷に恐怖を覚え、外国人レスラーの数人がかりの反則技に痛めつけられる日本人をなぜ助けないのか~と怒り狂い、馬場選手の36文ロケット砲にありったけの拍手を送ったのでした。

20110725 必殺、スープレックス・シーダー!③バックランドブロディマスカラスビル・ロビンソンサンマルチノテリー・ファンクドリー・ファンク・Jrハンセンホーガンもみ~んな大好きでしたが、その後しばらくして彗星の如く現われたリアル・タイガーマスクにハートを奪われ、やがて白いマットを席巻した『総合格闘技』に完全に打ちのめされてしまいました。高校生~社会人初期の頃の一時期、ほんのわずかな時期とはいえ、プロレスリングを「筋書きのあるショー」だと軽んじた自分を、今は軽蔑せずにはいられません。ごめんよ、最強の格闘技プロレス。

 

20110725 必殺、スープレックス・シーダー!④地方巡業らしいちょっと間にずれた掛け声、想像以上に距離感があって落とし所の見えなくなったマイクパフォーマンス、選手が誰だろうと激しく会場を走り回り握手を求めるちびっ子、リングを降りてTシャツに着替えて売店に立つ選手に全く気付かない客、妙に客いじりに長けた負け役の外国人レスラー、どれもが懐かしく愛おしいプロレス興行の一場面なのです。会場に来て観ない奴にプロレスを語る資格はないっ!試合後退場するレスラーを傍で見る時、鍛え上げられた若手レスラーの隆々とした岩のような筋肉に興奮を覚えない男はいないでしょう。そして、ベテランになってその筋肉を覆い隠すようについた脂肪にも哀愁が漂うのです。ちなみに当日も豪快なスープレックス原爆固め(古過ぎでしょうか?)が幾度も繰り広げられましたが、そうしてレスラーが何度も何度も叩きつけられるマットの素材は何かご存知でしょうか?

 

20110725 必殺、スープレックス・シーダー!⑤これは、団体により多少違うようですが、基本は鉄骨のフレームで骨組みを作って、その上に1寸~2寸(約30~60㎜)ぐらいのの板(足場板とかもう少し大きめのモノ)を敷き、その上にウレタンシートなどが被せてあるそうです。場合によっては中央にスプリングが入っているモノもあるようですが、ボディスラムされた時に結構レスラーの体が弾んでいる事があるので、それがそうでしょうか。樹種の選択は、衝撃吸収力云々というより価格ありきだと思うのですが、もしかしていろいろ試されたのでしょうか?そうか、こんなところにも「森の出口」がありました。名づけて「スープレックス・シーダー」!




20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!①その美作が現在大きな話題になっているのは、残念ながら木材ではなく、ワールドカップで見事優勝したなでしこジャパン関連テレビなどでも大きく報道されていますが、MF・宮間あや選手と、GK・福元美穂選手が美作の女性サッカーチーム・湯郷Belleの一員という事で、「美作」の名前が全国に報じられました。この湯郷Belleは、2001年に旧美作町と岡山県が地域振興を図ることを目的として設立されました。以前美作に行った時に、ポスターなどが貼ってあり女性サッカーチームの存在は知っていました。

 

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!②そこから世界まで辿り着いたわけですから凄い事です。どういう視点からでも光が当たるというのは素晴らしい事です。しかし加熱すればするほどに、比例してメディアは冷めやすく一過性に終わりやすいので、この期に如何に底辺を広げれるかが肝心でしょう。J1に比べて、観客動員数にも大きな差があるようで、1日の試合の観客数が1000人にも満たず、時には無料試合も開催するほど(有料にすると会場使用料が高くなるので苦肉の策として)注目度の低かった女子サッカーが、ひと晩で劇的な変わりようです。

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!③これがブームとして終わることなく、ここを起爆剤として、地道な「本物のファン作り」こそが女性サッカー・なでしこリーグ命題でしょう。異分野なれど、同じ志を持つ者としエールを送らせていただきます。しかし、全国的なメディアが一斉に取り上げると、これほど一気に大波がやって来るものなんですね・・・これがもし「ワールド・ウッド・カップ」で、『ひのきジャパン』(桜ジャパンでもいいですが)が優勝したとしたら(どういう競技なのかという事はさておき!)、これほど盛大に取り上げて国民的な関心事になったでしょうか。

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!④1回戦で強豪・『ラーチ・ロシア』の脂攻撃をかわして辛勝、2回戦では不屈の王国『モアビ・カメルーン』の木粉攻撃に苦しみながらも延長戦を制し、準決勝では宿敵『バンブー・チャイナ』のファウルギリギリの厳しい攻めにも耐え抜き、遂に決勝に進出。決勝は勿論、森林大国『ダグラス・アメリカ』!こんな屈強な大男達が相手なのです。こういう場面でこそ、山賊・美作軍団(いやいや、いい意味で・・・汗)の登場です。圧倒的なボリュームで襲い掛かるスケールメリットに対抗するためには、日本の伝統芸「こだわり」と、全国の林産地のネットワークで対抗するしかありません!日本三大美林世界遺産も大同団結!「味」と「粋」を効かした巧みな「職人技」と、ベテランの「わび」と「さび」の複合技で、戦前の圧倒的な不利を覆して見事『ひのきジャパン』世界一の栄光を手にしたのでした~!

 

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!⑤帰国した我々を成田で待ち受けていたのは、多数の報道陣と膨大な『木のファン』!彼らの手には木製の団扇(うちわ)、お箸、しゃもじ、お椀、まな板、女性の頭には簪(かんざし)、櫛(くし)、そして足元には下駄!それらを打ち鳴らし、空港ロビーには森の音色が響き渡ります。「日本の森を信じていた!」「木が大好きです!」思い思いのメッセージが掲げられ、ロビーはジャパン・グリーンに染まります。政府からの「公共建築物100%木造化構想」、「森の出口省設立」などの発表をマスコミから知らされる中、ひとりの少女が駆け寄って来て、私に見せてくれたのが(私も代表の一員という設定で・・・)、小さな掌の中に包まれた1個の【森のかけら】。私をそれを少年から受け取り、天高くかかざすと、ファンのボルテージは頂点に達し、ロビーには歓喜の歌が高らかに流れ出すのです・・・「木を愛し、木と共に、暮らしの基を育みて~♪」嗚呼、信念あらば世界の扉は開く!




20110723 宿敵・美作から世界へ!①本日は、日本木材青壮年団体連合会の中四国地区役員会(須山会長)が松山において開催されました。昨年までは、私も出向させていただいておりましたので、役員会にも出席していましたが、今年は懇親会から参加させていただきました。中四国の役員会は、各地区持ち回りで年間5回ぐらい開催されています。なので、愛媛も2、3年に1回程度順番が回ってくる計算になります。前回は見学を含め、武道館内で開催されました。この役員会のお陰で、中四国の各地に何度も足を運ばせていただきました。

 

20110723 宿敵・美作から世界へ!②こういう機会でもないと、中四国の全県に何度も行く事も少なかったと思います。秋には出雲市で中四国地区会員大会が開催され、改修工事の終わった出雲大社を拝みに伺わせていただくつもりです。私の木青連活動も後半年ほどとなりましたが、入会した事で多くの良き先輩・友人にめぐり合え、全国の林産地に訪れる事が出来、本当に感謝しています。数年後には、中四国地区にも全国大会の順番が回ってくるという事ですが、若き会員達の手による晴れの桧舞台を楽しみにしています。

 

20110723 宿敵・美作から世界へ!③中四国の各地から会員が参加、愛媛からも多くの会員が集まり、総勢で50名もの現役・OB会員が集合。地区の役員会の懇親会とは思えない賑やかなものとなりました。その中には、愛媛木青にとって永遠の宿命のライバル・岡山県の美作木青協鈴鹿雄平君の姿もありました。鈴鹿君は、本年度の美作木青の会長で、美作で地松にこだわった製材工場を経営しており(㈱鈴鹿製材所)、このたび代表取締役に就任されました。美作だけでなく、将来の中四国を背負って立つ若きホープです。

 

20110723 宿敵・美作から世界へ!④この美作(みまさか)は、銘建工業院庄林業など日本を代表する大型製材工場を有し、西日本有数の木材産業の集約地で、業界で知らない人はいませんが、私がこの業界に入った20数年前は、まだ瀬戸大橋が出来ていなかった事もあり、愛媛の木材市場でも「美作」の名前は決して浸透してはいませんでした。「みさく」とか「びさく」などと呼ぶ人もいたくらい。それがこの20数年で、橋を渡って多くの人とモノが四国に劇的に流入してきました。さて、その美作がなぜか世間で大注目を集めています。それは・・・。




20110722 ミスター&ミセス・ボーリング①本日は恒例の『真夏のミスター会・ボーリング大会』開催です。今年度は業者会・ミスター会の会長を拝命している事もあって、下準備に奔走致しました。子供達も夏休みに入ってたくさん参加してくれましたが、年々世代が上がっているのを実感・・・お孫さんをお連れになる会員さんの姿もチラホラ。いつも見慣れたお顔が90名近くも参加していただき盛大に開催されたのですが、よくよく見れば自分も含め、10数年の歳月の更新を確認する事が出来ます。いずこの業界、団体も世代交代は永遠の課題です。

 

20110722 ミスター&ミセス・ボーリング②以前にもアップしましたが、ミセスホーム㈱さんの業者会の素晴らしさは、チームワークの良さに尽きます。仕事柄、いろいろな業者会に属しておりますが、これほど業者間の関係がアットホームなところも少ないと思います。あまり仲が良すぎると緊張感がなくなるという事を言う方もいますが、業者の出入りが頻発していて誰が何屋さんなのかも分からず、いつもギスギスして非干渉で互いが互いを監視するような現場からいいものが生まれるとも思えません。要はバランス感覚でしょうが、根柢にあるのは信頼関係かと。

20110722 ミスター&ミセス・ボーリング③さて、ボーリング大会の方は90名もの大所帯ですから、景品の準備も結構なものです。役員さんたちのご協力のもと、大量の景品が並べられます。会員相互の交流を目的としていますので、一応順位は出ますが、景品はランダムな順番に配置しているので、成績が揮わなかった私のような人間にもお楽しみがあるような仕掛けです。業者の方からの景品提供もあり、当たらなかった方にも参加賞まであるという行き届いたサービス、だからたくさんの人が集まっていただけるのでしょう。昨年は総務の立場でお手伝いさせていただきましたが、こういう事に関わらせていただくほどに、イベントなどの仕切りの勉強にもなります。今年は、木材業界の大先輩である成瀬製材所成瀬昭親社長が総務を担当され、木材屋コンビの仕切りとなりましたが、愛媛木材青年協議会で培ってきた「成果」を充分に発揮できたのではないかと。

 

20110722 ミスター&ミセス・ボーリング④1月から始まったミスター会の23年度も折り返しが過ぎ、ここまで順調です。あと5ヵ月、現場での事故など無いように安全に過ごせる事が願いです。安全安心を提供する住宅メーカーで、怪我はご法度!肝心のボーリングは、毎年の事ながら2ゲーム中盤あたりから、膝と腕に違和感が・・・!日々、重たい木を担いで鍛錬しているものの、使う筋肉が違うせいか、翌日の筋肉痛必至!会長として、敢えて(!)景品には当たらないようスコアを抑えておきましたが・・・娘や息子達がBB賞などを総取り!

 

20110722 ミスター&ミセス・ボーリング⑤家族でしっかり楽しませていただきました。こういう機会でもないと家族でボーリングに来る事も無いのですが、たまには木運び以外の運動もいいものです。成績がふるわなかったからではないのですが、足元のハードメープルのアプローチばかりが気になりました。ボーリング場で床を気にする人はほとんどいないと思いますが、住宅の打ち合わせの際に、メープルの特徴の説明として「ボーリング場のアプローチに使われている」と言うと、はっきり思い浮かばないなりにでも、それなりに理解していただきやすいようです。誰でも一度はボーリングの経験があるでしょうから、その上で鉄球を投げる姿をイメージされると、その堅牢さも質感も納得されます。やはり、木は身近なところで使ってこそ!実際に「手足で触れてみる」という経験が何より大事です。百聞は一見にしかず、使えば分かる、木はどこにいても雄弁です。




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