森のかけら | 大五木材


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20150824 1いつもお世話になっているジューサンケンチクセッケイ石村隆司君の設計された現場の完成見学会が開催される事になり、私も協力業者の一員としてお手伝いに行かせていただきました。その完成した現場とは、以前このブログでもご紹介した、『モート・レイニーハウス』。前回石村君と施主さんが一緒にご来店された時に、キッチンの棚板を探しに来られて、これ以上削るな、削りたいのやり取りがあったものですが、その後どう施工されたのか興味津々。

 

 

自ら、『カッコいいだけを集める。』と謳っているだけあって、さすがに細部にまで手が込んでいてどこから見ても絵になる仕掛けが散りばめられています。75㎜幅のシャープで木柄が個性的なナラのフローリング、まるでそれ自体がひとつのインテリアのように思わせる薪ストーブのサクラの薪、ヘリンボーンのタイル、むき出しの鉄骨の階段と施主の友人が現場で丁寧に塗った革の階段手摺の絶妙のバランス、オーダーメイドのキッチン。

 

 

 

 

20150824 3そのどれにも設計士と施主のこだわりが宿っています。例のキッチンのホワイトオークの棚板もそんな格好いいパーツの1つとして堂々とその場に加わっていました。加工場ではあれほど気になった荒々しい仕上げが、ここではなんら気になるどころか、もっと激しい状態でもよかったと思えるほど馴染んでいました。敢えて残した大きな節も問題なし。仕上がりの完全なイメージを持っていればこそ、こうい節や荒々しい仕上げもうまく取り込めるという事。

 

 

 

床には75㎜幅のナラのフローリングを使っていただきましたが、先日チャイニーズ・メープルのラスチックグレードの話をご紹介しましたが、こちらはナラで節や色ムラ、偽芯などを含んだラスティックグレード。メープルと違って、もともと濃淡の差がハッキリしたナラですが、年輪が太くて強く、メリハリが利いた表情を持っている事から、多少節があった方が雄々しく男性的な魅力を発揮すると思っていて、私は断然ナラの場合は節有りがお薦めです!




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