森のかけら | 大五木材


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ジューサンケンチクセッケイさんの完成現場見学会の話の続き。二階には、バーの明るい黄白色のフローリングをお使いいただきました。一階の猛々しいオークとは雰囲気が一転。このバーチ(カバ/樺)もメープルと並んで白系のリーズナブルなフローリングの代表格で、メープルが高騰する中にあって存在感が増しています。折角ですので、持ち込んで来た『モザイクスツール』を置いて写真撮影。白い床だとモザイクボードが一層引き立ちます。

 

2日間のうち、2日目のみのお手伝いだったのですが、開始から最後まで人が絶える事がありませんでした。予約等の必要がないフリーの見学会だったという事もあったのでしょうが、建築中から気になっていたご近所で新築計画の方や、遠方からわざわざ足を運ばれた方、毎回必ずお越し下さるジューサンケンチクファン等々。私も久々に一日見学会のお手伝いをさせていただいたのですが、油断していると言葉が出てこない・・・。

 

会場というかご自宅には、、『モート・レイニーハウス』の主とご家族もいらしていて、家造りの工程を治めたビデオ等を一緒に見ながらいろいろと家造りの物語を伺いました。家づくりをここまで堪能されたお施主さんに久しぶりに出会いました。こういう形でお施主さんと気軽にお付き合いさせていただけるというのも、設計士さんや施工を手掛けられたもみじ建築さんが絶対的な信頼関係を築かれているからこそだと思います。ちなみにこちらは、椿下棟梁が手掛けられました。

 

こうして膝詰めで話合うなひととひとのふれあいがないと、つい木材(モノ)を流れ作業で売っているようなモノ売りの感覚に陥ってしまいがちですが、木材(モノ)の先にいる、それを求められている人の顔が思い浮かばなくなったらお仕舞だと自分を戒め。当日お施主さんがお連れになっていた幼子が、後半は電池切れで疲れてソファーのうえでぐったりと眠ってしまったのですが、安心しきって無防備に寝顔を晒すその姿を見て、ひとに届いてこそモノなんだとつくづく思ったのです。




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