森のかけら | 大五木材


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20120704 1昨日の続きですが、球場のあちこちで独自の阪神論が論じられています。関西弁も多く聞こえましたが、熱心なファンが近県からも駆けつけていらっしゃるのでしょう。私の商売哲学は、『ファンを作ること』、それを人に説明する時によく例えるのが、阪神ファンの熱狂。誰に頼まれるわけでもないのに、声も枯れよと声援を送り続け、無償の愛で応援するその姿こそがファンの原点にして、阪神球団の最大の財産。この無敵のファンを手に入れることこそがすべての商売人の理想です

 

20120704 2阪神の場合は、その熱狂ぶりが「負けても愛してる~!」というマゾ的傾向に走り、負けても客席は満員という勝負としては大甘の体質となってしまっていますが、それこそが阪神!といい切れるマニアックな世界に到達しておりますので、その境地はそれで素晴らしい!それとて70有余年の長い歴史の中で育まれたもの、過剰なまでの愛しさかが憎しみにへと変わり時にはファンとの衝突や、罵詈雑言を浴びせられたり、人格を否定するほど叩かれたりと、ファンの愛情心理は複雑です・・・。

 

20120704 3それでも阪神タイガースを愛してしまうファン心理、それこそが 目指すべき姿です。 さて、ここまで成績の振るわない阪神ですが、高給取りも多いチームにあって、収支のバランスが崩れています。高いお金を払ったから必ず活躍するわけではありませんが、それは相応の活躍を期待されての事。昔、川上巨人がV9の黄金時代の最中、敢然と立ち向かったのがタイガース孤高のエース・江夏豊。ある試合、絶好調の江夏の前に巨人打線は沈黙。ベンチは暗いムードに包まれ、長島選手がつぶやく。

 

20120704 4「今日の江夏は速い。これは打てない・・・」それを耳にした川上監督が叱咤。「それを打つのが高い給料をもらっているお前の仕事だろう!」チャンスに強い男と言われた長島は、ここ一番で力を発揮しましたが(憎らしい・・・!)、億単位の年の選手がゴロゴロする阪神において、(あまり好きな言葉ではありませんが)「費用対効果」はほど遠い。勝つ事と魅せる事、人気球団に課せられた使命は大きいけれど、それゆえに愛されるわけです。それを肴に好き勝手言えるのもファンの特権です!




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