森のかけら | 大五木材


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20120716 1本日の海の日は、朝から双子は小学校の少年自然の家に出かけていき、休日はそれぞれの子どもたちの友達が集まり大変賑やかな我が家も閑散。という事で、家内に促されて長い間放置していた庭のお手入れをする事に・・・。自宅の勝手口が北側にあるのですが、会社や学校に行くのにそちらから出入りする方が近いため、圧倒的に勝手口利用率の方が高く、玄関は「外から入るためのもの」ではなく、もっぱら「内から来客を迎えて開けるもの」と化しつつあります。そういう状況ですから玄関先の庭は、猫の額ほどとはいえジャングル化が進行・・・。

 

20120716 2朝、涼しいうちにと思い立ったものの既に温度は急上昇。何はどうあれ、このままでは庭が密林に成長してしまいます。家族の誰かが庭で遭難してしまわないうちに、道を拓くのも家長の仕事!しかしなにせこの暑さです。数分も枝伐りバサミを使えば、額には大粒の汗が滴り落ちてきます。突然思い立ってやり始めたので、庭木のお手入れの本を片手に悪戦苦闘。 材木屋とはいえ、庭木は勝手が違います。伐って加工することを目的する林業と、育てて愛でる庭木では雲泥の差があります。

 

20120716 3家内と私が剪定をする隣では、以前に庭木の事を夏休みの自由研究の題材にした長女がナームプレートを作成。桧の端材を使って、彼女なりのこだわりでカラフルに仕上げてくれました。血は争えません・・・私も子供の頃から絵や文字を描くことが大好きでした。どんな事でも誰かに褒めてもらえれば嬉しいものです。何でもいいから自信を持てるもの、好きなものが見つかれば人生は楽しいものになります!「書く」ことがこうして形を変えて仕事の支えとなってくれているのですから、まさに芸は身を助ける・・・。

 

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さあ、剪定が終わってすっきしりした(すっきりし過ぎた)庭の木々にネームプレートを取り付け。もうこの時点でかなり体力を消耗・・・なんとか予定終了。【森のかけら240】でも見かけるな名前もありますが、庭木は家内のセレクト。大きく育ったら伐って【森のかけら】に加工・・・なんてつもりはありません。水をやったり手入れをした(滅多にしませんが)木を伐採するのはどうにも忍びない気分。でもそれをやるのが林業。仕事とはいえ、自らの手は汚さずに、それを誰かに委ねるのは気がひけます。

 

 

20120716 5弊社は鋸を持った製材業ではないので、原木に鋸を入れる事はありません。木の命という事で考えるのならば、伐採された時が第一の「死」、そして円い姿から板や柱に挽かれる時が第二に「死」。あくまで自分の中でのイメージでしかありませんが、ふたつの「死」を経て手元に来た時には、「木」は「材」に姿を変えています。ゆえに「命」に直接携わる仕事・林業、製材業には畏敬の念を感じずにはいられないのです。「活きている素材」という言葉と矛盾するように聞こえるかもしれませんが、それとは別の次元、あくまでも私の脳内妄想です・・・。




20120715 1さてさて、その歴史的大事件が白日の下に晒された大英博物館ですが、それでもその価値が揺らぐ事はないでしょう。 以前にもご紹介しましたが、ロンドン・オリンピックにちなんだわけでもなく、イギリスにちなんだ『森の5かけら』を作っておりました。名づけて『大英帝国にまつわる5かけら』!その5種類がすべてイギリス産ではないという事で物議を醸しましたが(!)、ただ産地のモノを集めただけではないというところが『5かけら』シリーズの深みだと、勝手に自負しておりますの何卒ご了承下さい

 

20120715 2その『大英帝国にまつわる5かけら』ですが、本当に海を渡り大英博物館にまで連れて行っていただいたのは、以前ご紹介した通り。一切の合成や加工ナシの本物です。『大英帝国にまつわる5かけら』について詳しくは、以前のブログをご覧いただければと思います。自分が行ったわけでもないのに、大英博物館がとても身近に感じられます。木の魅力をお伝えするのにどうしても質感や色合い、木目といった視覚的、触感的なストレートな感覚お重視してしまいがちです。

 

20120715  3森のかけら』でいえば、その35㎜の小さな姿からどれだけイメージを、いや妄想を膨らませれるかという事が重要で、かけらジャングルの奥底にいざなうキーパツです。太古の日本の伝承が神話であるのと同様に、ヨーロッパにおいても神話世界が媒体となります。その神話に登場する神々の名前がまた難しい!一向に頭に入ってきません。ならばもっと身近に感じられる現代のイギリスにちなんだもので木を物語っていこうというつもりで作ったのが『大英帝国にまつわる5かけら』でありました。

 

20120715 4木の事に興味をもってもらうためには、木がいかに人間にとってもっとも身近で親しみのある重要な天然資源であるということを知って、実際に使っていただく事だと考えています。そのために、実はこれも木で作られていたとか、この木を使っているにはそういう理由があったからという、適材適所の法則を用いる事が肝要だと思っていますオリンピックはこれからですが、競技に使う器具などから木の物語を語ることが出来ればいいのですが・・・ 




20120714 1日本の木に関する書物はいくらでもあるものの、海外のものとなると翻訳されているものの数も限定されている上に、研究書や学術書のようなものばかりで、私が知りたい民間伝承や木の物語について書かれた書物(翻訳されたもの)がなかなか見当たりません。あったとしても、その歴史的・文化的背景が理解できなければ、その醍醐味を理解することもできません。なによりも語学力が無いのも致命傷!そういう事もあって、『今日のかけら』でもヨーロッパの木はついつい後回しになっております。

 

20120714 2ヨーロピアン・ウォールナット』をはじめヨーロッパからも沢山の木材が輸入されていますが、なるべく学術的な話ではなく(話そうにも知識がありませんが・・・)、民間伝承・木物語・その用途やそれを使った商品など具体的で身近なエピソードをお伝えしたいと思うのですが、まだそこまで力が及んでおりませんので、ただいま資料集めや読み込み中。『今日のかけら』で東欧、北欧材を取り上げて!というありがたいリクエストもいただいているのですが、もうしばらくお待ち下さい。

 

20120714 3さて、番組では古代ギリシャ文明の象徴とされた白い大理石の彫刻や白亜の神殿などにも極彩色の塗料が塗られ、実は驚くほどカラフルで美しい姿かたちをしていたというのですが、今までは白亜の造形美と信じ込んでいたものが、まったく違ったと言われるのはかなりのインパクトがありました。同時に、数百年も経ってからそれを解析できる技術力の凄さにも驚きを覚えました。歴史の闇は、技術力だけでなく、当事者の子々孫々にその影響力が及ばなくなって初めて解明されていくものでしょうか。

 

20120714 4さらに番組では、白亜で純潔のイメージが共用される中、「白く、もっと白く!」という圧力の中、大英博物館においても歴史的所蔵品に白化作業が行われたという事件を取り上げていました。歴史は常に利権を握った者が書き直していくものではありますが、よくもこれだけの長きにわたってその事実が表舞台に現れなかったのか、むしろそちらの方にも驚異を感じてしまいます。色がついていたと知ると、どことなく高潔でお堅く気難しそうなイメージのギリシャ文化に、遊び心が見えてくるから不思議なものです。

 




20120713 1ロンドン・オリンピックが近づき、イギリスにちなんだ番組も多く放送されるようになってきました。先日もNHKスペシャルで、『知られざる大英博物館』という番組を放送していて興味深く観させていただきました。民放の過度に煽りまくって中身が空洞の番組や、過剰なCMまたぎ、あまりに軽いタレントのコメントなどに辟易していただけに、NHKの重厚な番組作りには好感が持てます。しばしば上層部の見識や倫理問題が取りざたされるものの、現場での真摯な番組作りの姿勢が放送から伺えます。

 

20120713 23週にわたるシリーズ企画ですが、第1集を見逃してしまい、観たのは第2集の「白いギリシャ・白い文明の謎」。ご覧になった方も多いと思うのですが、古代ギリシャ文明の象徴とされた白い大理石の彫刻や白亜の神殿ですが、綿密な調査の結果、実はその常識が覆されつつあるという事と、それに絡んだ大英博物館内で起きた事件を取り上げた内容でした。恥ずかしながらギリシャ文明の起源やらその内容については、古代ギリシャ・ローマを舞台とした映画を通じた知識しか持っておりませんでした。

 

20120713 3古代ギリシャ・ローマを舞台として史劇は何度も繰り返し製作されるほどハリウッドでも人気があるようですが、日本人にはどうしても馴染みが薄く登場人物の名前からして覚えにくい、と感じているには私だけではないはずトロイ」、「300」、「スパルタカス」、「クレオパトラ」、「ベン・ハー」、「グラディエーター」など大好きな作品は多々あれど、その相関関係や家系図はなかなか頭に入ってきません。ヨーロッパの木の物語を語るのにあまりに無知・・・今更必死に名前やら地図を勉強している始末・・・。

 

20120713 4木の物語に絡む人名や言葉は比較的すんなり入ってくるのですが、やはり興味こそが学習の原点。人前で喋らねばと思うと覚えるものですが、才能の無い者は、喋って、言い間違って恥をかいて、また読んで書いて覚えて喋って、また失敗して・・・そんな繰り返しで覚えていくしかありません。 こんな私にでもお声をかけていただき、木の話を語らせていただく機会があるのですが、回を重ねると聴いていただく場にも同じ顔ぶれがあったりして、中身をアレンジする必要に迫られています。




20120712 1先日、県庁に行く機会があったのですが、入口正面に大きな垂れ幕が掲げてありました。第72回の国民体育大会、愛媛国体の開催内定が正式発表されたのを受けての事です。平成29年のことですから、まだ5年も先の話なのですが、それだけ人もお金も動く大きなイベントという事でしょう。特に愛媛県での国体開催は、昭和28年の四国国体以来64年ぶりという事ですが、愛媛県だけの単独開催となると初めて事だそうです。47都道府県で回しているのに64年ぶりというのは不思議な気もしますが、そこは大人の事情。

20120712 2このペースで考えると、自分が生きているうちには2度目の単独開催大会は目にすることがないと思われます。昔であれば、へぇ~それがどうしたのという感覚でしたが、今は違った思いで受け止めています。国体は小さな国内のオリンピックのようなもので、その競技場が未整備だった頃は、それに絡めて競技場や交通アクセスなどインフラの建築、整備までもが行われてきた起爆剤的な意味合いもあったと思われます。木材業界においても直接的な需要が発生するイベントだった事でしょう。

 

20120712 3しかしそれも過去の話。全国的に競技場などの整備も進み、そのために箱物を作ったり道路を直すような時代でもありません。小規模なレベルでの建設需要は起きるでしょうが、これからは純粋な意味合いでの「体育大大会」開催になると思われます。そういう意味で関心が薄かったものの、この数年木製ノベルティグッズなどを製作していると、直接的な建築資材供給という立場以外でも関われるやり方が見えてきて、こういうイベントの開催がもの凄く気になるようになりました。

 

20120712 4ただ建築資材からノベルティに商圏が変わったというよりも、木材がどういう形で絡んでいけるのか、どうすれば受け入れていただけるのか、受身の商売から意識が随分変わりました。『ヒノキ生産量日本一』の金看板があるのならば、こういう時にこそ天高く掲げるべきです。全国の皆さんに愛媛県産の木材をPRする絶好の場。あと5年のうちにどれだけ『森の出口』を大きく出来るかが課題です。幸運の女神は気まぐれ、その後ろ髪も長くはありません。まだ5年は、もう5年。5年後のゴール目指して走り出します、「チーム森の出口」!!




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