森のかけら | 大五木材


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 今年の夏過ぎから少しずつ始めた事務所のリフォームですが、ようやく完成に致しましたのですっかり遅くなってしまいましたが改めてご披露させていただきます。弊社の代名詞でもある【森のかけら】同様、なるべくコストをかけないというのが信条ですので、出来ることは極力自分たちの手で行って仕上げました。といってもそのほとんどを仕切って実践したのは、私の家内を筆頭とする『大五木材・女子部』(婦人部とも呼びますが)の力。ここでも『女子力』に圧倒されます。

 

創業以来の大リフォームといっても、躯体をいじったわけではなく、間仕切りを立てて、部屋を区切り直して、レイアウトを大幅に変更、床に無垢のフローリングを貼って、壁と天井を塗り直し、事務所の2階にあった『木のもの屋・森羅』コーナーをベビーカーや幼児連れでも容易に出入りしやすいように1階に移しました。以前に比べると展示スペースこそ狭くなったものの、展示用の専用の什器なども作り、外から直接そのコーナーに出入りできるように出入口も設けました。

 

その入口の枠には腐食に強いサーモポプラ、建具にはこちらも耐朽性がありながら癖が少なくて柾目が取れるイエローシーダー(米ヒバ)を使って、北条の岡田木工さんに制作していただきました。外部には小さなデッキスペースも作って、当然材料は超高耐久性木材アマゾンジャラ(マニルカラ)。ベンチには愛媛県産のケヤキの耳付き板を使うなど、実際に外部で使用した場合の経年変化を確かめる意味も込めて、適材適所に合わせて実験的にいろいろな木を使っています。

 

『木のもの屋・森羅』は、家内が担当している大五木材のいわゆる木工クラフト・玩具部門であって、北海道から九州まで全国各地の木工作家さんや木工品メーカーから商品を仕入れさせていただき展示・販売させていただいております。当初は、知る人ぞ知る存在で、木のモノの好きな方が口コミでつながってひっそりとやって来られるレベルでしたが、今では訪問される人がいない日は無いほど認知され、遠方から足を運んでいただく方までいらしゃるような状況に。

 

手前味噌ながら、それも家内が県内、県外各地の保育園や幼稚園、施設などに『おはなし屋えっちゃん』のえっちゃんと一緒に行って、木の玉プールや木のおもちゃを使って木育活動をしている事の賜物だと思います。事務所の2階に『木のもの屋・森羅』をオープンさせてもうすぐ20年になりますが、当初は私自身も木材商品の添え物程度の感覚でいました。新築のお祝いなどに少しでも木に関わるものが売れればいいのでは程度の見識でした。それが今や、『森羅』を目指していらっしゃるお客さんがすっかり増えて、来客数だけであれば本業を凌ぐほど。自分自身で『森の出口商品』を作るようになって初めて、身近なところにある木のモノが、いかに木のファン増やすための大切なツールになるかということを知った次第。今では大五木材の大きな柱となりつつある、生まれ変わった木のもの屋・森羅に是非お越しください。

 




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